6月23日(木)に6月第二例会が商工センター2階で開かれました。今回の例会は「らーめんみのり」の大将で有名な株式会社はい元気 取締役 石崎道裕氏をお招きしての講師例会でした。
まずはセレモニーのあとの理事長挨拶。大勢の市民の方もいる中での理事長挨拶と佐藤副理事長の主旨説明。ちょっと緊張気味です。
そして、講演の前段のプレゼンテーションは佐藤哲也君が務めました。リーダーのあるべき姿、リーダーの心得を、今までの例会の内容を振り返りながら話していただきました。
そしていよいよ石崎氏の講演です。
石崎氏は東日本大震災のあといてもたってもいられなくて、仲間とともに被災地の一つである石巻市に入り、ラーメン6500食を被災者の方々に振舞いました。出発するときのことや現地でラーメンを振舞ったときのことなど、いろんなエピソードを映像を交えながら講演してくださいました。中でも印象に残りましたのは、ボランティアに行く事でいまのラーメン店が潰れても、またやり直せばいいやと覚悟して行ったのですが、その行いが現地の新聞や北海道のメディアでも取り上げられ、そのお陰でたくさんの寄付が寄せられ、最終的には経費が賄われたというところです。なにごとも動機良ければ結果よしです。
そして石崎講師の話は日本人の忘れてはならない良きこころ、伝統・文化・神話の大切さを説かれました。古来から続く神話や伝統を大切にしない国は滅んでいくそうで、そういったものを子どもたちに伝えていかなければならないとおっしゃられました。
また、人の生き方にも触れ、「意味なくして生まれてきた人はいない。その意味を知らずして死ぬのは罪である」と私にはいささか耳に痛いことを力説されました。ご本人の波乱万丈な人生を聞くに及びますと、わたしなどなんと小さい人間かが思い知らされます。
なにはさておきリーダーのあるべき姿をここまで凝縮して目の前に突き出された今回の例会は、実に得がたい体験であったと思います。謝辞は勝俣直前理事長、記念品も渡されました。
締めは増子委員長の例会のまとめ。
そろそろ委員長も板についてきました。堂々たる例会のまとめでした。また、講師にはこの後の懇親会にまでご臨席いただき、有意義な時間を過ごすことができました。
このような感動を与えていただいた石崎講師には心よりお礼申し上げたいと思いますし、このようにすばらしい方が千歳にお住まいであることに誇りを感じます。ほんとうに有難うございました。また、今回当青年会議所の例会に足を運んでいただきました志民の皆様にも厚くお礼申し上げます。