理事長挨拶

理事長

一般社団法人 千歳青年会議所

第57代理事長 曙 嘉輝

一般社団法人 千歳青年会議所 2020年度 スローガン

千歳青年会議所スローガン

理事長所信

はじめに

 1964年、先輩諸氏の英知と勇気と情熱により、全国で272番目の青年会議所として産声をあげた一般社団法人千歳青年会議所は、創立以来、 明るい豊かな社会の実現を目指し、先輩諸氏一人ひとりが運動を積み重ねていただいたことで、昨年で55周年という歴史を刻んだ。しかしながら我々を取り巻く環境は、ここ数年、急速に変化している。先の見えない現代において我々は今何をすべきなのか、もう一度原点に立ち返り、青年の使命感のもと明るい豊かな社会を目指し活動をしていかなければならない。いつの世も時代を動かすのは、青年の純粋な熱意であり情熱であり勇気なのだから。先人より高い志を受け継ぎ、変革の能動者としてこの地域の未来や魅力を語り、明るい豊かな社会実現をめざして真剣に議論をし、机上の空論ではなく理想を実現するために、メンバーそれぞれが自ら積極的に行動する自覚を持つ必要がある。そして、古きよきものは継承しながら現実を真摯に受け止め進化をしていかなければならない。我々が常に新しい歩を進めるためにも、これまでの、先輩諸氏からの運動を吸収し、受け継ぐべきものは伝統として受け継ぎ、変えるべきものは革新を行い、千歳青年会議所がこれから進むべきよりよい道を切り拓いていこう。

魅力に満ち溢れた千歳の創造しよう

 皆さんもご存知の通りだが、本年にも北海道の7空港が一括して民営化される。唯一、新千歳空港だけが黒字経営で他の6空港が赤字経営となっている現状で、新千歳空港以外の空港の収益改善が課題となることだろう。他空港の利便性が高まれば新千歳空港を道内のハブ空港として全道各地へ観光客が足を伸ばすことにも期待が高まり、千歳市が北海道の観光拠点となり北海道のハブ都市となり得る。また、2020年は東京の地にてオリンピック・パラリンピックが開催される年であり、全国大会北海道札幌大会が開催される年でもある。空港利用者が大幅に増える可能性を秘めた一年となるのだ。世界中の多くの人に千歳、そして北海道の魅力をアピールするチャンスに我々が何をできるのか。今までにも千歳青年会議所は地域資源を活かした交流人口の拡大に取り組んできたが、本年の7空港民営化による道内他空港の利便性向上、東京オリンピック・パラリンピック開催という追い風に乗せて、どのような運動を展開すれば良いのだろう。祭りごとで一時の賑わいを創出するだけではただのイベント屋になってしまう。今こそ、行政や地域団体、地元企業、そして地域住民と連携を図り官民一体となって地域に根付いた運動を展開しなくてはならない。一万円札の新たな顔となる渋沢栄一は、企業経営における道徳の重要性を「真の富とは道徳に基づくものでなければ、決して永くは続かない」と説いている。この「道徳経済合一説」は、SDGsの概念にも通じるし、地域経済の発展にも、人の役に立ち世の中の役に立つという道徳が欠かせないと考える。道徳の考えのもとで地域資源と地域住民が結ばれた、魅力に満ち溢れた千歳を創造しよう。

人財に満ち溢れた千歳の創造しよう

 千歳市は大手企業の誘致が進んでいることや自衛隊員が多く住まうことから、流動人口が多いため地域への愛着が生まれにくいまちと言われている。それに加え、昨今はタブレットやスマートフォンの普及に伴い、人と人が直接関わらなくても物事が解決できてしまうという時代の流れがそれに拍車をかけている。しかしながら、流動人口が多い故に多様な生活文化や価値観が混在し交流しているまちであり、人口は着実に増加していることに加えて北海道で一番平均年齢が若いという可能性に溢れるまちでもある。また、東日本大震災や北海道胆振東部地震でも見られたように日本人には礼節を重んじ、他を慮る心をもって復興に取り組んだ世界にも称賛される精神性がある。まずは、人と接することの楽しさ、みんなで話すことの楽しさを思い出してほしい。そして、友情を育みながらお互いの個性を尊重し、多様な価値観を認め合うことで相互理解を深めていく。そんな人がたくさん存在するまちに住んでいればそのまちをふるさととして愛しはじめる。流動人口が多いといわれる千歳だからこそ、そんなふるさと愛の形が求められ、そこからまちづくりにも参画する市民が生まれてくるのだ。まずは一人ひとりが相手の立場に立って、誰かの声に耳を傾けて親身に話を聞くことから始めてみよう。ちゃんと話を聞いてくれる人に対して人は心を開き、そこから信頼関係や人間関係が芽生えてくる。相手の人にも心や価値観があるのだと好意を持ってぶつかればよい。ちゃんと話を聞くことから個々人のファンをつくり、そして千歳青年会議所のファンをつくろう。そんな小さなことから人財に満ち溢れた千歳は創造されるのだから。

外部事業について

 ここ数年、千歳青年会議所では外部との連携が盛んに行われている。例年行われている外部連携事業としてはスノーバスターズ、千歳ウェルカム花ロード、千歳川清掃が挙げられるが、近年のそれはSDGsの17番目の大きな目標である「パートナーシップで目標を達成しよう」に取り組んできた成果であろう。本年も外部連携を積極的に行うことで協力体制を強固にしていくと共にメンバーの地域社会に対する貢献の意識を高めていく。組織としてもガバナンスの強化に取り組み、先輩諸氏から受け継いだ誇りを汚さぬ品格ある組織とすることで外部との信頼関係は益々強固なものとなる。また、新しいシステムを導入することでより円滑な組織運営に取り組んだり、より有効な対外発信の方法を探しながら千歳青年会議所の名前を見る機会を増やすことで千歳青年会議所としてのブランド力を向上させていきたい。加えて出向者連絡会議を設けることで本会及びに北海道地区協議会が展開する運動にも迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築する。

外部連携と組織づくり

 ここ数年、千歳青年会議所では外部との連携が盛んに行われている。例年行われている外部連携事業としてはスノーバスターズ、千歳ウェルカム花ロード、千歳川清掃が挙げられるが、近年のそれはSDGsの17番目の大きな目標である「パートナーシップで目標を達成しよう」に取り組んできた成果であろう。本年も外部連携を積極的に行うことで協力体制を強固にしていくと共にメンバーの地域社会に対する貢献の意識を高めていく。組織としてもガバナンスの強化に取り組み、先輩諸氏から受け継いだ誇りを汚さぬ品格ある組織とすることで外部との信頼関係は益々強固なものとなる。また、新しいシステムを導入することでより円滑な組織運営に取り組んだり、より有効な対外発信の方法を探しながら千歳青年会議所の名前を見る機会を増やすことで千歳青年会議所としてのブランド力を向上させていきたい。加えて出向者連絡会議を設けることで本会及びに北海道地区協議会が展開する運動にも迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築する。

個人とLOMの成長

 私たちは何のために青年会議所の扉を叩いたのだろう。青年会議所は入会する前の動機と入会してからの目的が変わる稀な団体であると言われている。それはもともと自分を主語とした動機から価値観が変わり、世のため人のための「まちづくり」「ひとづくり」が目的になるからである。メンバー一人ひとりが思いやりの心をもって道徳心を培っていく組織なのだ。自分のことだけを考える人が多いまちより、人のため地域のためを考えられる人が多いまちの方が良いに決まっている。「一人では愚痴、10人集まれば声、100人集まれば力になる。」同士が増えると大きなパワーになる。同士が増えれば、まちはきっと良くなる。だから共に拡大を頑張ろう。そしてメンバーは時間を共有する機会を創出していかなくてはならない。時間の共有こそ相互理解を深め各々の成長に繋がる一番の近道だと信じている。人は人でしか磨かれないのだから。まずはLOMから誰一人取り残されない社会を築き上げる。

地区大会主管に向けて

昨年の9月に行われた会員会議所会議において2021年度の北海道地区大会主管が決定した。千歳青年会議所が地区大会を主管するのは2007年以来になり、千歳青年会議所の会員数こそ当時とさほど変わらないが、北海道全体の会員数と地区大会にかかる予算は縮小している現実がある。限られた予算、そして人員の中で何を如何にして全道へ発信していくのか、千歳青年会議所の成果が問われる一年となるだろう。翌年に地区大会主管を控えた本年は、メンバー一人ひとりが地区大会に向けた役割を認識し、入念に事前準備を進める必要がある。時代に即した実り大きい地区大会の開催に向けて心を一つに頑張ろう。

結びに

 この所信を記すにあたり、父である曙恒平が理事長を務めた1993年の資料を読ませてもらった。最初に感じたことは27年前も現在も運動のベクトルは同じで、解決しなくてはならない問題も根本的に同じということだ。それはやはり「まちづくり」「ひとづくり」であり、先輩諸氏が創始の精神を紡いできた証ともいえる。しかし、ここ数年時代は間違いなく急速に変化し、価値観もまた多様化している。今の時代を生き抜くには迅速な対応と抜本的な改革が必要となるのだ。そして、変わらないと信じるもの、それは昨年開催された商工会議所全道大会にて先輩がおっしゃった「とある団体の同窓会のようだ」という言葉の中にある。そう、現在の北海道の地域経済をけん引しているのは青年会議所OBであり、将来は私たち現役がその役目をしっかり担うということだ。勇気が希望となり、希望が夢となり、夢が努力となり、努力が現実となる。共に可能性に満ち溢れた未来を創造しよう。

スローガン

「忠恕一貫~良心に従い他を思う~」

 

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