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一般社団法人千歳⻘年会議所は千歳市⺠の憩いの場である道内屈指の自然豊かな総合公園『⻘葉公園』を舞台に「CHITOSE WORLD PEACE FESTIVAL」を令和6年8月11日(日)に開催いたしました。開催当日は天候に恵まれ、多くの来場者の方々にお楽しみいただきました。今後も千歳青年会議所は「防災力の向上」を図り、「多要素性を尊重」できる千歳市として、地域の皆様と連携しながら学びの機会をつくっていきます。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
【1】アドベンチャーフィールド
千歳市消防本部様やボーイスカウト千歳第一団様にご協力いただき、13時から20時という長時間に渡り様々な体験を行いました。
子供たち同士で積極的にコミュニケーションを取り合い、諦めない気持ち、乗り越える気持ちなど生き抜く力を身に付ける機会となりました。
中でも子供たちが口を揃えて「楽しかった。」と言うカレーづくりは、グループでどの野菜を入れるのか。誰が切るのか。米を炊くのか。おいしいカレーをつくるという同じ目標をもち、学びの多い体験となりました。フィナーレではキャンプファイヤーを囲みマイムマイムを皆で踊りました。
【2】防災フィールド
「防災チャレンジ！大運動会」と題して、各所に設けた災害時を想定した障害をチームでつないでクリアしていく運動会を開催しました。出場者は担架、カッパ、スリッパづくりなど災害時に使用できる知識を身に付けたり、車いすで瓦礫の上を通る大変さを体感したりと、炎天下の中汗を拭いながらチームで協力してゴールを目指していました。運動会終了後には参加賞として札幌日清食品株式会社様とカルビー株式会社北海道様からご協賛いただいたカップラーメンとお菓子をお渡ししました。
また、会場内では北海道森紙業株式会社様よりご協賛いただいた段ボールベッド使用体験、北海道ガス株式会社千歳支店様による災害時のガス対応の知識に対する展示ブース、陸上自衛隊第７師団第11普通科連隊様による特殊車両展示を行いました。
運営にあたりボランティアとしてご協力いただいた北海道理学療法士会様、車椅子をお貸しいただいた社会福祉法人千歳市社会福祉協議会様といった多くの皆様にご協力いただき、ケガなく無事に実施することができました。
【3】グローバルフィールド
北海道在住のフィリピン人とインド人コミュニティーの皆様にご協力いただき、様々な文化体験ができるブースを設置しました。インドブースでは伝統的な文様の手作り木製スタンプを色とりどりのインクで手や腕に押してオシャレをしたり、粉末や粒状の材料で絵を描くランゴーリづくりを体験しました。また、手しごとイロリの三宅泉様にご協力いただいたターバンの草木染めでは、摘み取ったお花などからつくった染料を使って参加者一人ひとり自分だけの柄のターバンを染め上げました。
フィリピンブースで実施したフィリピン発祥のバンブーダンスショーには来場者も飛び入り参加し軽快なステップを披露していたほか、シーパという伝統的な遊びを道具づくりから行い、大人も子供も楽しみながら体験していました。
JICA北海道ブースでは活動紹介パネルやクイズを実施し、世界のことを楽しく学びながら親しみをもてる工夫がたくさんありました。
その他にも会場では、一般社団法人観光連盟提供の観光PRムービー上映や、千歳市観光スポーツ部交流推進課提供の情報をもとに作成した千歳市内じゃ移住外国人についてのパネル展示による情報発信を行いました。
【4】グルメフィールド
道内より20台のキッチンカーが集まり、噴水を見て涼みながら美味しい食事や飲み物を楽しめる空間となりました。
SNS総フォロワー数30万人の北海道グルメインフルエンサー「るい」さんにも足を運んでいただき、各店の食事を堪能していただきました。
また、会場内には千歳市ゼロカーボンシティ宣言を推進するPRブースを設置。千歳市民環境部環境課のご協力により太陽光発電や蓄電池、EVの展示を行いました。
キッチンカーの一部店舗ではユーカリ由来の生分解性素材を使用した食器による食事提供を行い、来場した皆様に楽しみながら環境問題への取り組みを知っていただく機会となりました。
【5】フィナーレ
CHITOSE WORLD PEACE FESTIVALを締めくくるフィナーレとしてプロジェクションマッピングを株式会社マテック様の協賛により実施しました。
生命を表すような植物と生物が共存していることが表れている映像、千歳市ならではの映像、誰もが手を取り合い、尊重し合える平和な世界、未来への願いを込めた映像が上映されました。真っ暗な大自然の中で光と音が交錯し、色とりどりの幻想的な世界をつくり出しました。
【お問い合わせ】
一般社団法人千歳青年会議所
60周年実行委員長 吉田 さやか
050-3588-2436